TOHOKU CX Project 第4戦(その1)

2012年1月22日(日)曇り
 TOHOKU CX Project 第4戦SUGOに参戦してきました。わざわざ400kmも距離が離れたSUGOまでバイクを担ぎに行くレベルではないのだが、SUGOはカミさんの実家の白石より20kmの距離なので新年の挨拶を兼ねて出かける事にしました。
 白石はそれほど雪が降らないところだが前日から大雪が降り、東北道はチェーン規制、大変な日にぶつかった。少しコースを見に行くともう既にかなり雪が積もっている。またオートバイのCXレースコースを使うためアップダウンが激しい。長い上りや急な下り、ジャンプ台まである。雪が抵抗になり39-25のインナーローでは全くギアが足りない。長官は夕方出発との事だったのでMTBの方がイイですゼと電話すると既にMTB持参で出発しているとの事、流石に抜け目がない(笑)。カミさんの実家で夜中まで飲み当日は朝6時に出発。

市内もこんな状態で滑り止め無しでは走れない。東北道も閉鎖、こりゃあ中止か?

コースは山の中にあるので更に雪深く坂を登れない車も続出、側溝に落ちて道を塞いだ車があったりで、開催は2時間遅れた。

もう雪は30cmぐらい積もっている、長官はスノーライドに興奮気味で試走に夢中。俺も試走したが自転車が全く進まないので何しに来たの?ってやる気なしモード。

シクロクロスの強豪、宇都宮ブリッツェンの小坂光選手と

寒いのだワン!!


義兄も応援に駆けつけてくれたのでちょっとはやる気見せなきゃいかん、ローラーでアップしてスタート位置に。おっ轍屋さんもはるばる川崎から来た。
がんばりましょう!

スタートは6列中5列目、予想通りいきなりの渋滞。
すぐ担ぎに変えてコース脇の膝まである深雪を爆走して前に上がる。

ロケットスタート成功でいきなり先頭争い。

エッチラオッチラ!!何のレースだか?

コースコンデションは常に変わっている。先にマスターの選手が走っているので当然試走の時よりは雪は浅くなっている。ゴールしたマスターの選手は乗れるのは1/5ぐらいと言っていたがそんなに乗ったのか?走り方として雪では轍を走るのが定石だと思うが、普段の習性でどうしても轍を避けてしまう。何故かバイクは新雪新雪へと行ってしまう。雪が眩しくて路面も良く見えない、もっと濃いサングラスを持ってくるべきだった。
オリャー乗るぜ!

心臓破りの坂は100m以上あるか?最大の見せ場だ、長官の檄も飛ぶ。

最初から担いだり押したりしてたのでいい加減バテてきた。少しでも休みたいので乗るとコケ、乗るとコケで体力を奪われる。ジャンプ台の下りで前輪を取られて思いっきり前転しながら2メートルぐらい吹っ飛んだりしたが、全然痛くない。


靴底に雪が凍りついてグリップが効かなくて走れなくなってきた、スパイクピンをつけてくればよかったと何度も思う。今考えると少しでも乗ったところでペダルにガンガンぶつけて雪をそぎ落とせば良かったのだが、もう一杯いっぱいでそんなこんなと考えられなかった。体力も尽き2周目後半には3位になり、3週目には4位に落ちた。

そのまま押しでゴール(泣)


「俺:しょっぱいレースをして申し訳ありませんでした!」
「長官:帰ったらMTB担ぎのお仕置きだな!」

(その2)に続く